ナショナリズムは空気みたいなもの!?

ナショナリズム ライフ

2020年現在は、世界的には
グローバリズムからナショナリズムへの流れが
世界的な流れと言ってもいいと思います。

”グローバリズム”という言葉が
一般的に使われるようになったのは
1990年代終わり頃だと思う。

「思う」と曖昧な言い方で書いたのは
正確には、僕にもよくわからないから。

個人的には、全く新しいことのように感じていた
そんな記憶がある。

経済について色々と学んできた今になってみれば
グローバリズムは国民を幸せにしない
そんな風に感じるんだけど

それは事後的にそう思うことであって
恥ずかしながら僕も当時は、「これからはグローバルな時代だ」
そんなことを言っていた。

学んでみると、実はグローバリズムは
近代に登場した新しい概念ではないことが分かります。

人類最初のグローバリズムは
レコンキスタ完遂後に端を発するんです。

レコンキスタってわかりますか?
イベリア半島の再征服運動のことなんですが
日本語では国土回復運動と言われています。

運動とは言っても要するに戦争ですね。

ご存知だと思いますが、イベリア半島
今のポルトガル、スペインが位置する半島です。

そのイベリア半島が、かつてイスラム教勢力の国によって
支配されていた時代があったんです。

それをキリスト教勢力の国が奪還するまでの戦争です。
当時はポルトガルやスペインはなく
イベリア半島を支配していたのは
ゲルマン系の西ゴート人による西ゴート王国でした。

そこにウマイヤ朝イスラム帝国がきて
侵略してしまったことがレコンキスタの始まりです。

そのレコンキスタは700年以上にわたる
とても長い戦争だったんです。

話がややずれましたが
そのレコンキスタ完遂が1492年ですね。

当時、アラゴン王フェルナンドとカスティーリャ女王イザベルが
カトリック両王と称されて絶大な権力を持っていたんですが

実は、このアラゴンとカスティーリャが合併して
スペイン王国が誕生したんです。

この話からも白人の歴史は戦争の歴史
そんなことが言えそうですが
話がずれるので置いておきますね。

そのカトリック両王と契約して航海に出る許可をもらい
さらに航海資金を出してもらって
西へ向かった人物が、クリストファー・コロンブスでした。

それが現在にも続くグローバリズムの始まりです。

西洋の歴史は、自分たちの住む土地を求めて移動したり
土地を守るために戦争を繰り返すなどしてきた
凄まじい殺し合いの歴史という感じです。

日本人には、そんな歴史はありませんよね。
世界最古の自然国家です。

他の国や民族からの侵略もなく
連綿と受け継がれてきた国土があり、自然災害との戦いはあったものの
西洋に比べたら、平穏無事に暮らしてきたんです。

これでは中々
ナショナリズムが醸成されるわけがないんです。

これは僕の個人的な見解ですが
日本人にとってナショナリズムは、空気と同じようなもの
全く意識することなく当たり前のものとしてあるんです。

空気を意識するのはどんな時ですか?
もちろん、汚れて問題に感じて始めて意識しますよね。

ナショナリズムも同じです。
2020年現在、僕らにはナショナリズムの欠如によって
国家存亡の危機に晒されつつあるんです。

今こそ、ナショナリズムを意識するときなんですね。
ただこれは、すごくすごく難しい事かもしれません。

ミュージシャンの井上陽水さんって知ってますよね。
彼の70年代初頭の楽曲で「傘がない」というのがあるんですね。

その歌詞がこんな感じです。

都会では 自殺する 若者が増えている
今朝来た 新聞の 片隅に書いていた
だけども 問題は 今日の雨 傘がない

行かなくちゃ 君に会いに行かなくちゃ
君の町に行かなくちゃ 雨に濡れ

冷たい雨が 今日は心にしみる
君のこと以外は 考えられなくなる
それは いいことだろう?

テレビでは 我が国の 将来の問題を
誰かが 深刻な 顔をして 喋ってる
だけども問題は 今日の雨 傘がない

行かななくちゃ 君に会いに・・・・(後略)

若者の自殺が増えるという社会問題や
国の将来の問題などの
マクロな問題よりも

今日は雨が降ってて、傘がなくて
それでも彼女に会いに行かなくちゃという
より個人的なミクロな問題の方が重要だということです。

それが10代や20代の若い頃ならわかりますよね。
でもこれって、若い世代だけじゃなくて年配の人までが
そんな感じだと思うんですよね。

いや、むしろ若い世代の人の方が
考えているのかも知れません。

日本でのこれからの教育には
ナショナリズムは必須だと思うんです。

実は戦前の日本にはあったんじゃないでしょうか。
昔はよかったとか、ノスタルジーに浸るわけではないですが
政治家も官僚も、そして国民も戦前の方が
しっかりしていたのかも知れません。

日本人としてのプライドとナショナリズムを取り戻したい。
僕がこう考えるのは、何も日本のためにとか
みんなのためにとか、そんなかっこいいことじゃないんです。

自分が生まれ、これから先も生きていく国が栄えていって欲しい
それは僕が自由に楽しく生きていきたいからという
ものすごく利己的な考えからです。

利己も極まれば利他になると信じています。

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