今日は、僕たちの生活が、なぜ苦しいと感じるのか?
について、少し掘り下げたいと思います。
最初にあなたは、なぜ多くの人が生活が苦しいと
感じていると思いますか?
大丈夫です、正解を出すことは重要ではありません。
まずは、考えることが重要です。
本当に生活に苦しんでいるのか?
そう考える人もいるかも知れませんが
今年(2025年)4月19日、20日産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が
共同で行った消費税減税の賛否を尋ねる世論調査の結果、
賛成68% 反対28%と賛成が大きく上回りました。
つまり、生活が苦しいと感じているということですね。
改めて、生活が苦しいと感じる原因はなんでしょう。
物価の上昇? 浪費しすぎ? それとも別の要因?
結論から申し上げると、実質賃金の低下です。
確かに、ここ数年物価上昇が激しいことは事実です。
ですが、物価上昇以上に もしくは同等に
実質賃金が上昇していたらどうでしょう。
物価は上がっているけど、それほど生活に影響はないはずですよね。
実際に、ここ40ヶ月以上実質賃金は下落し続けています。
2024年6月・7月・11月・12月はプラスになっていますが
それは、賞与(ボーナス)を含めた場合です。
つまり、決まって支給される給与(月給)だけを考えれば
下落が続いているということです。
前述した消費税減税についての世論調査の結果ですが
賛成が圧倒的に多いですよね。
実際には、僕たち消費者が消費税を負担しているわけではないですが
多くの人は、負担させられていると感じているんですね。
ここでは、詳述しませんが
消費税は、事業者に課せられる税金です。
つまり、直接税なんですね。
にも関わらず、僕たち消費者が消費税減税を望んでいます。
なぜ、そうなるんでしょうか。
それは、消費税増税=強制的な物価の引き上げだからです。
消費税が引き上げられると、
事業者はその分を商品に転嫁する場合が多いからですね。
これは裏を返せば、消費税が減税されても
商品価格に反映されない可能性も示しています。
もちろん、個人的には消費税減税あるいは、廃止には賛成です。
ですが、その結果物価が下がることはあまり期待していません。
それよりも、国民民主党が先の参議院選挙のときに主張していたように
手取りを増やして欲しいというのが国民の多くが望むことでしょう。
では、手取りを増やすには?
それには、減税や社会保障費の減免など国民負担を減らすことですね。
つまり、政府が支出を増やすことです。
政府が支出を増やさない原因は、もうご存じの方も多いでしょう。
緊縮財政が主因ですね。
これが、ちょっと前に起こった財務省解体デモにつながっているんです。
さて今回、高市政権が発足したことで
今後の政策がどのぐらい変わるかは分かりませんが
減税や積極財政を主張しているため国民の期待は大きいでしょう。
ただし、高市政権には敵も多いと思われます。
メディアによるプロパガンダが激しくなるかも知れません。
つまり、ノイズが多くなるということです。
どんなにノイズが多くなっても、ある程度の経済の基本知識があれば
そのノイズを選り分け、正しい判断ができるようになります。
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