政府の財源は「税金」という間違い

ライフ

2021年現在の日本は、いかがですか?

住みやすい国ですか?

それとも、居心地が悪いと感じますか?

僕個人としては、少々 居心地が悪いです。

なぜ、そう感じるのか?

その理由は簡単です。

政府が本来の使命である”経世済民”を忘れ
ビジネスに偏った政策をすすめるからです。

これは、表面的には政府が悪いと言えますが
すべては、この国の主権者にあります。

この国の主権者!?

主権者って誰だ?
なんて思わなかったですよね。

主権者とは、この僕です。
そして、この記事を読んでくれている
あなたです。

つまり、国民です。

僕ら国民が、分かったつもりになって生きていて
実は、何も分かってないってことなんです。

間違ったことを信じる主権者

1+1=2ですよね。
もし、1+1=3と教えられたとしたら
どうなると思いますか?

それを信じてしまったら
その後の計算は、すべて
間違えることになりますよね。

今の日本国民の状態は、
それと同じようなモノだと
僕は、考えます。

歴史についてもそうですし
お金の仕組みやお金に対する認識など
間違いがいっぱいあります。

その一つに、
税金というものがあります。

税金は、財源のためではない!

ほとんどの人は、税金というのは
政府が国を運営するための財源として
徴収している。

そう信じていると思います。

残念ながら、それは間違いです。

もちろん、財源としても使われているので
完全な間違いとは言えませんが。

ただ、政府が税金を徴収する目的は
財源のためではないということです。

政府の徴税は何のため?

では、なぜ政府は税金を徴収するのでしょうか?
そこを一緒に学んで行きましょう。

徴税の目的は、

・格差是正
・景気の安定化
・円(通貨)に対する強制力

基本的には、この3つです。

格差是正って?

格差の是正です。
なんなんでしょうか?

格差という言葉と
是正という言葉でできていますね。

まずは、それぞれの意味を。

格差とは、

商品の標準品に対する品位の差。
また、価格・資格・等級・生活水準などの差。

広辞苑 第7版より

是正とは、

悪い点を改めただすこと。「格差のー」

広辞苑 第7版より

ということなんですね。

バブル崩壊後の日本では、
格差社会になっている。

そんなことを聞いたこと
ありませんか。

お金をいっぱい持っている人と
そうでない人に分かれてしまって

バブル期までの日本のように
中流階級がいなくなってしまったんです。

アメリカなどは、以前から
格差社会だと言われていましたが

日本もしっかり、
後を追っているということですね。

余談が長くなりましたが
本来は、累進課税により
所得の多い人からは、税金を多く徴収し
少ない人からは、それなりに。

そして、道路などの交通インフラ整備など
公共施設に投じることで
高所得者も低所得者も平等に使えるようにして
格差を抑えるというようなことをしていました。

これが、法人税や所得税だったんですね。
消費税には、累進性というものがないんです。

ということで、消費税は残酷な税制として有名です。

景気をコントロールし安定させる

日本では、ここ20年以上デフレーションが続き
デフレ不況といわれています。

モノやサービスが売れづらい状態が続いているんですね。

同じようなものなら安い方を選ぶ
あなたも経験ありませんか?

これは、本来の供給能力に対して
需要が少ないということなんです。

消費税の増税で実質的な物価は引き上げられ
実質的な賃金も下がっていくわけです。

本来、不景気のときには
税金は下げるというのが政府にとっての
正しい政策です。

所得税を例に考えてみましょう。

所得の少ない人からは少なく徴収し
所得の多い人からは多く徴収する

失業中の人からは、
もちろん取りません。

なぜって、所得がないからです。

そして、失業手当などを支給して
仕事がみつかって、所得を得るまでは
税金はとりませんよ。

だから、頑張って仕事探してね!
という具合です。

それがセーフティネットですね。

逆に、好景気のときには
誰もが消費をしますね。

物価はどんどん上がっていきます。

それが行き過ぎると
インフレーションになっていきます。

もっと もっと行き過ぎると
ハイパーインフレーションになる
ということなんです。

そうなっては、国民が困るわけです
国民が困るということは、国家が困るということです。
消費を抑える政策をとる必要が出てきますね。

そこで、税率を上げることになるんです。
税率を上げることで
消費を抑制させるわけですね。

というように、景気をコントロールする
という仕組みが税金には組み込まれているんです。

これを埋め込まれた安定化装置
ビルトイン・スタビライザーと言ったりします。

円(通貨)に対する強制力

皆さんは、現金でお買い物をするとき
ドルを使いますか?それとも、ポンド
いや、ユーロですか?

そんな人はいませんよね。
日本では、誰もが円を使います。

では、税金を納めるときはどうですか?

実は、税金の納付は
円以外では受け付けてくれません。

租税貨幣論という言葉を聞いたことありませんか?

聞いたことがなくても
全然、恥ずかしいことではないですよ。

僕も昨日、知りましたから(笑)
冗談ですけど。

ここで、租税の意味をみてましょう。

租税とは、

1、みつぎもの。年貢。
2、国家または地方公共団体が、その必要な経費を
  支弁するために、法律に基づき国民・住民から強制的に
  徴収する収入。国税・地方税

広辞苑 第7版より

強制的に徴収するんです。
しかも、円で。

国民の最終消費先が徴税になっていて
それを円のみで受け付けるんですね。

だから、日本では
みなさん、円を使って
円を稼ぐんです。

租税貨幣論の話としては、
ウォーレン・モズラー氏の名刺の話というのが
とても面白いです。

うる覚えなので
正確ではないですが
内容的にはあっているはずです。

モズラー氏は、お金持ちです。
彼は、広大な敷地に住んでいます。

庭も広大なので
芝生を刈るのも大変です。

モズラー氏は、子どもたちに
遊んでばかりいないで
家の手伝いもしなさいというんですが
なかなかお手伝いをしない子どもたち。

そこで、モズラー氏は子どもたちに
皿洗いをしたら、お父さんの名刺を1枚あげよう。

芝刈りをしたら、名刺を3枚あげようと
お手伝いの内容によって名刺をプレゼントする
という提案をします。

でも、子どもたちは
「パパの名刺なんか要らないよ」

そこでモズラー氏は、子どもたちに
「月末になったら、父さんに名刺を8枚渡しなさい」
と命じます。

「それができないなら、この家から追い出すぞ
この家に住み続けるか、追い出されるか
自分で選択しなさい」

子どもたちは、月末が来る前に
せっせと、お手伝いをするのでした。

というようなお話です。

どうですか?
分かりやすいですね。

ここまで、政府はなぜ税金を徴収するのか?
ということについて書いてきました。

税金が国の財源として徴収されているというのは
間違いです。

まずは、それをご理解いただければと思います。
その他にも、初歩的な間違いを僕たち国民は、
信じて生きているんです。

学ぶことは楽しいと思いませんか。
僕は、半世紀以上 生きてきましたが

まだまだ、何も知らない 何も分かっていない子どもの頃と
まったく変わっていないんじゃないか

そんな風に思います。

一生学び続け、学んだことを
多くの人にシェアさせていただきたいと思います。

それが、自分にとっても
あなたにとっても
そして、日本全体にも良い影響を与えると
信じています。

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