経済力の意味

経済力とは? 政治

「経済力」という言葉の意味を知る

経済力という言葉
誰でも知っていますよね。
では、質問です!
経済力って?

”経済力とは?”と聞かれて
日本人のほとんどは
お金がいっぱいあること
そう答える人が
ほとんどだと思います。

先に答えを言ってしまいますが
経済力とは
需要を満たすための供給能力のこと
です。

ハァ〜!?
と思われましたか。
実は経済力とお金とは
本質的には関係ありません。

お金に関係しているのは経営
つまり、ビジネスですね。

それではここから経済力について
説明していきますね。

発展途上国と先進国がありますよね。
日本は今のところギリギリ先進国
でもありません。
衰退途上国と化しています。

お金がないから発展途上国じゃない!?

またまた質問ですが
発展途上国は経済力が大きいですか?
たぶん誰もが経済力小さいでしょ。
そう思いますよね。
でもその理由は?
なぜでしょうか?

発展途上国が経済力が小さい理由は
その国の産業がモノやサービスを作り出し
国民の需要を満たすだけの能力を
持っていないからです。

その結果
インフレーション(供給不足)や飢えに
苦しむことになるからです。
それが発展途上国が
発展途上国と言われる理由です。
お金がないわけではないんですね。

では先進国と言われている国は
どうでしょう?
先進国と言われる国は
その国の産業が
国民の需要を満たすに十分な
供給能力を維持しています。

つまり
欲しいときに欲しい物が買え
インフレーションに苦しんだり
食べるものに事欠くこともないんですね。

発展途上国では
お金をどれだけもっていても
買うモノやサービスがない
ということなんです。

災害が発生した際にも
その差は顕著です。
災害により破壊された
道路、橋、水道などを
復旧するための
十分な技術をもたない発展途上国では
復旧すらままならないんですね。

冒頭で書きましたが
経済力とは
供給能力だと。
供給能力というのはこんな感じです。
もしあなたが、スーパーマーケットで
野菜やお肉を買うとします。

普段、何気なく
お買い物をしていると思いますが
スーパーマーケットに
野菜やお肉などが並ぶのは
それらを生産する人がいます。
そしてそこに運んで来る人がいます。

それを生産するにはトラクターがあったり
輸送するためのトラックが必要だったり
道路が必要だったり
様々なモノが必要です。

トラクターやトラックも
もちろん道路も
魔法のように
できたわけではありません。
誰かがそれらを生産しています。
もちろんそれ以外にも膨大な人やモノが絡んでいます。

野菜やお肉を育てる農業技術
機械を作る技術
道路を作る技術
そういった技術が供給力になっています。

そしてさらに
スーパーマーケットや
八百屋さん お肉屋さんなど
小売サービスが提供されているんですね。

これらすべてのことを供給能力というわけです。
そしてこの供給能力が大きいことを
経済力があるというんです。

今の日本はこの経済力が
著しく毀損(きそん)されていっているんです。

経済力とお金の量には関係がない!

みなさんが考えるように
経済力=お金の量 だとしたら
ということを考えてみましょう。

先に結論を言いますが
世界一経済力のある国は
日本ということになってしまいます。
2015年末時点という
少し古いデータで
申し訳ないのですが
日本の対外純資産額は
340兆円
です。
それは世界でダントツの1位です。
つまり世界1のお金持ち国です。

2014年末と
これまた古いデータになりますが
アメリカの対外純負債額
日本円に換算すると
約834兆円です。
2位以下を大きく引き離して
ダントツのワースト1位です。

ちなみに
2018年の最新データでも
日本が1位 アメリカが最下位で
日本が1番のお金持ち国
アメリカが1番の貧乏国

というのは変わりません。

さて、日本とアメリカを比較して
どちらが経済力が大きいですか?
流石に「日本です」と答える人はいませんよね。

経済力とはつまり
国民の需要を満たす供給能力
ということなんです。

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