国際機関と聞くとなんとなく漠然としたイメージで
中立的に感じませんか?
実際には中立的でもないんですよね。
それはそうですよね。
国際機関というざっくりしたイメージで考えると
中立的なイメージになりますが
実態は人ですからね。
政府というのも同じ感じで
実態は人です。
更に同じような感じで
国なんかもそうですよね。
でも国も政府も国際機関も
そこに関わっているのは
そこで何かをしているのはすべて人です。
先日、OECD(経済協力開発機構)が
対日経済審査報告書というものを公表しました。
日本の人口減少に対して警鐘を鳴らし
財政の基礎的収支を黒字化するためには
消費税を最大で26%に引き上げる必要がある
という指摘をしています。
他には外国人労働者の拡充なども提唱しているんです。
OECDという国際機関が日本に対して
そんなことを言っているんです。
そう聞いてあなたはどう思いますか?
そうなのかぁ、消費税を上げることは
正しいと国際機関が言っているなら仕方ないなぁ
外国人労働者も受け入れていく
これも正しいんだなぁ
だから今月から出入国管理法が改定されたのかぁ
なんて思ってしまいませんか?
でも、そのOECDの事務次長は河野正道です。
彼は元財務官僚なんですね。
他には
IMF(国際通貨基金)の副専務理事は古澤満宏
彼も財務省出身です。
面白いですね。
OECDがとかIMFが言っている
と聞くと
そうかぁ国際機関となりますが・・・
報道が怖いのはこの辺のトリックです。
気をつけましょう
日本の報道は必ずしも真実を伝えているとは限りません。